年齢 | 職業 | 勤務年数 | 年収 |
---|---|---|---|
53歳 | 損保 | 21年 | 960万円 |
利用業者 | 利用場所 | 借入額 | 利用目的 |
千葉銀行 | 千葉県柏市 | 300万円 | 開業費用 |
リストラからの一発逆転を目指して
私は50代で、大卒後大手企業に勤めて結婚し、子供も授かり順調な人生を歩んでいました。
会社では部長に出世し、そこそこの収入を得て充実した毎日を過ごしていました。そこでリーマンショックがあってのリストラ対象になってしまったのです。
割り増しされた退職金を受け取って、私は50代にして世間の荒波に放り出されました。
1ヶ月ほど自宅でボーっとした後、就職活動を開始しました。
ですが大企業で部長であった私を雇ってくれる企業は少なく、ほとんど人を馬鹿にしたような給料でしかありません。
そこで私は独立開業を目指すことにしました。
大好きなラーメンで食っていこうと思ったのです。
それにはまとまった資金が必要です。
銀行カードローンで借り入れて、独立開業を目指す
まずは割りまし退職金を使って、独立開業を目指す人の為のラーメン屋講座に通いました。
そして開業資金の調達です。これまでクレジットカードは使ってきましたが、銀行のカードローンははじめてでした。
通常の銀行本体の審査にもいったのですが、断られてしまいました。
さすがに無職と言うのが響きました。
ですが銀行のカードローンならと思い、地元千葉の千葉銀行カードローンに助けを求めたところ、300万円までの融資が可能との連絡がありました。
これで開業することができます。
残りは親戚と親に頭を下げて、妻の親戚にもお金を頼り、稼いで返すと約束して借り入れを行って集めた額は1000万円です。
店舗を見つけオープンの日にこぎつけました。
順調な滑り出し
ラーメンブームにあやかって、店は快調な滑り出しをしました。
やはり最初に学校で学んだのが良くて、売り上げは日に10万円前後になりました。
カードローンはなるべく長く返済することにして、計画を練りました。
月々の返済は5万円です。金利が高いのでもう少し経営が軌道に乗れば、こんどは銀行のローンに切り替えようかなと思っています。
退職金を費やして始めたあらたな人生のスタート。
この先どうなるかはわかりませんが、自分の腕を信じてがんばっていこうと思います。
ラーメンは原価率も低く、チャレンジしがいのあるビジネスです。
キレイ好きな妻も店を常に掃除してがんばってくれています。
子供たちも協力的で、賃金はお小遣い程度で店のスタッフをしてくれています。
家族の支えで、リストラと言う難関を乗り切ることができました。
もう怖いものはありません。